■2009.6.15

「fとp」


f(フォルテ)の意味は強く
p(ピアノ)の意味は弱く


「fのが目立つから意識がfに行きがちだけど
Pを表現する方が難しい。
単純に力抜くとこじゃない。」

みたいなことを
昔ピアノの先生から教わったんですが
歌も同じなんでしょうね。

微妙な息の量を
調節しながら歌わなければいけなかったりする分
pの方が難しかったりする。
ただ小さく歌うだけなら簡単だけどね。

fは何もしなくても沢山の耳に届くが
pは耳を澄まして貰わなければならない。
逆にいえば
耳を澄ましたくなるような
センスの良い表現をしなければならない。
うーん。難しいですなぁ。pって。


なんつって
今回はpに焦点をあててみましたが
音楽を表現する上で
fもpも、実に奥深いのであります。

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