■2004.3.9

いよいよ卒業シーズンが到来して参りました。
卒業といえば、必ずそこに「別れ」というイベントが伴いますよね。
学校や職場から卒業、両親から、はたまた過去の自分からなどなど・・・卒業の形にも色々ありますが、例えば旅立ちを決意した人が居たとして、別れを告げる方と告げられる方とどちらの方がつらいと思います?
私はやはりどちらも同じ位つらいような気がします。
告げられた側はそれはそれはつらいでしょう。が、告げる側も心をすり減らす思いで旅立ちと別れを決断し、突然のサヨナラを悲しむ仲間に手を差し伸べることも、期待に応えることも出来ないつらさって何とも言えないものがあると思います。
はぁー、何かとせつな〜いこの季節。
それぞれの形はありますが、せつないながらも頑張ってひた向きに生き続けている人を見ると、「しんどかったやろうなぁ、つらかったやろうなぁ、よう頑張ったなぁ」と、両親のような無償の愛で温かく手を差し伸べてあげたくなっちゃうのと同時に「私も頑張ろう!」と、そんな気持ちにもさせられます。
そんなこんなで、もうすぐ“桜”とご対面なわけですが、今年もいっぱい、いーっぱい咲くといいなぁ。
なんて、まだまだ寒いながらも淡〜いピンクの桜で埋め尽くされた景色が早く見たい大野さんでした。

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